キャリアアップ
キャリアアップ

キャリア開発ラダー






当院では、新人看護師研修を終了した看護師が学習や経験を積み重ねながら、看護実践者として段階的に成長していく道しるべとして、キャリア開発ラダーを採用しています。
キャリア開発ラダー
看護研究 看護研究発表

キャリアアップの道のり

2年目以降の看護師は、病棟でどんな役割を担っていくことになるのでしょうか。キャリア開発ラダーに則って、簡単に説明します。

重症ケアに挑戦(ラダーⅡ)

1年目で基本的なケアができるようになったら、徐々に重症患者のケアに挑戦していきます。また、この時期には部署の係活動の一員となり、チーム内での役割を持つようになります。

後輩に関わる(ラダーⅡ)

この段階になると、自らの看護を責任を持って行いながら、後輩の相談役も担うようになります。後輩と共に学ぶことで、自らも成長していきます。また看護研究を始めるのもこの時期で、よりエビデンスに基づいた力がついてきます。

部署の代表者となる(ラダーⅡ)

この段階になると、自分の属するチーム内での業務にとどまらず、部署間のリンクナースなど、チームをまたいだ役割を任されるようになります。看護にも個性が見られるようになり、幅が広がります。

チームリーダー(ラダーⅢ)

ここからは、チームリーダーを務める立場になります。組織の方針を理解し、自主的に動くことが求められると同時に、様々な問題解決に主体的に取り組むようになります。まさに一人前のナースと言えるでしょう。
→そして、病院の中核を担う存在へ!

専門性向上のための支援



当院では、看護師がより専門性を身につけられるよう、研修やe-ラーニングなどの機会を頻繁に設けています。また、専門・認定看護師の資格取得に関しても、積極的に支援を行っています。

専門・認定看護師の資格取得支援

当院では、看護師に認定看護師(19分野)・専門看護師の資格取得を勧めています。
認定看護師の共通受験資格は、通算5年の実務経験と、特定の看護分野で3年以上の実務経験を有していることです。この条件を満たしていれば、認定看護師教育課程を受験することができます。
受験に合格したら、認定看護師教育課程の6か月間は研修扱いとし、学習に集中できるよう支援しています。

認定看護師からのメッセージ



緩和ケア認定看護師

「緩和ケア」とは、がんなどの生命を脅かす疾患に罹った患者さんの身体の不調やこころの不調を和らげ、ご家族の心配に応じることでよりよく暮らして頂くための援助のことをいいます。緩和ケア認定看護師の主な活動内容は、身体的・精神的に色々な苦しみを抱えながら治療・療養をされている患者さんとご家族に、少しでも安心して暮らして頂けるよう適切な看護ケアを提供することです。
当院には緩和ケア病棟はありませんが、「緩和ケアチーム」のメンバーとして、医師、薬剤師、臨床心理士など様々な職種と連携し、各病棟をラウンドしています。そして、患者さんやご家族に「楽になった」「安心した」「話せてよかった」と言って頂けるよう、日々活動しています。

高橋 真理子・野澤 やよい
緩和ケア認定看護師

糖尿病看護認定看護師

糖尿病の治療の3本柱は、食事・運動・薬物療法です。これらの治療は生活に密着しており、ご自身で管理していかなければなりません。糖尿病を持ちながら生活する患者さんの苦労を理解し、その人らしい生活を送っていただけるように、また、合併症の発症・悪化を防ぎ、療養生活をサポートするのが糖尿病看護認定看護師の役割です。
活動として、病棟と外来で療養相談を行っています。自己管理が継続できるように一人一人の生活スタイルに合った療養方法を患者さんやご家族と一緒に考え支援します。また、DCST(糖尿病ケアサポートチーム)の一員として、糖尿病療法指導士と共に様々な活動をしています。多職種のメンバーが、それぞれの持ち味を生かし高め合っていけるようコーディネートしていきます。そして、スタッフ支援や教育も行っています。糖尿病の既往のある患者さんが、どの科に通院・入院していても、同じ水準のケアが受けられるように、糖尿病看護の質の向上にも取り組んでいます。

樋口 奈緒子・金子 智美
糖尿病看護認定看護師

慢性呼吸器疾患看護認定看護師

慢性呼吸器疾患看護認定看護師は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺炎や喘息、肺炎など、がんを除く呼吸器疾患や、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、筋ジストロフィーなどの神経筋疾患の増悪期・安定期・終末期を対象に看護を行います。具体的には、人工呼吸器装着中のケアや意思決定支援、増悪予防や呼吸リハビリテーションの実施・指導、在宅酸素療法や在宅人工呼吸療法を導入して退院される患者さんの支援などを行います。また院内で呼吸サポートチームのメンバーとして、コンサルテーションや人工呼吸器ラウンドなどの活動や、勉強会の企画・開催を行っています。高齢化社会に伴い、COPDや肺炎をはじめとした慢性呼吸器疾患患者は増加することが予想されています。患者さんの病状安定を図り、安心して自宅で生活が送れるように支援していきたいと思っています。

平澤 真実
慢性呼吸器疾患看護認定看護師

専門・認定看護師の在籍数一覧



当院には下記のように、多くの専門・認定看護師が在籍しています(2016年7月現在)。
看護分野 認定取得者 人数
認定看護管理者 6名
急性・重症患者看護専門看護師 1名
感染管理認定看護師 2名
集中ケア認定看護師 3名
皮膚・排泄ケア認定看護師 1名
緩和ケア認定看護師 2名
がん化学療法看護認定看護師 3名
救急看護認定看護師 2名
認知症看護認定看護師 1名
がん放射線療法看護認定看護師 1名
摂食・嚥下障害看護認定看護師 1名
乳がん看護認定看護師 1名
糖尿病看護認定看護師 2名
慢性呼吸器疾患看護認定看護師 2名
手術看護認定看護師 2名
慢性心不全看護認定看護師 1名