先輩メッセージ 師長 / 消化管内科、外科

Messages

師長 / 消化管内科、外科

interview 07
MESSAGE

師長
Chief nurse

幅広く、深い「看護」を
たくさん学んでほしい

私は、新人看護師として当院へ入職し、外科病棟から手術室、救急病棟などを経て、2年前から現在の9F西病棟の師長になりました。旧病院から今の新病院への移転も経験しています。
私自身は、手術室や救急病棟での勤務が長かったので、現在の消化器病棟は何となく空気感が違うかなという気がしています。

現在の病棟の看護師は、素直な人たちが多いという印象です。チームワークも良いですし、すべてにおいて協力的。緊急入院も多いですし、救急病棟からの転棟受入も多いですから、日常的な「患者様へのケア」のほかにも、ピンポイントで発生する業務が多い病棟かもしれません。しかし、今忙しそうかな、大変かなと思っても、私が声をかけると「はい!」と受け入れて、みなで協力しあって、立派な看護を展開してくれるので心強いです。

かなり忙しい病棟ではありますから、ゆっくりした時間の中での看護を希望する方には、向かないかもしれません。しかし、日々忙しい中でも、みなが同じ方向を向き、お互いに協力し合いながら、学びを深めていける環境ではあります。また、当院は高度救急に対応している病院ですから、先端医療の数々も学ぶことができます。公立病院の中では、かなり先端にいるのではないでしょうか。実際のところ、私は数年前に研修のために都立の大きな病院へ行きましたが、救急患者や重症患者の受け入れなどの面において、まったく引けを取らないのが、当院の救急医療です。

高度急性期から先進医療まで、さまざまなことを学ぶ環境がここにあります。それぞれの部署で少しずつカラーは違いますが、いろいろと吸収しながら自分の極めたい道を見つけやすいと思います。これは、幅広い医療を提供しているからこその強みですね。看護が好き、自分に合った道を見つける、今の看護をより一層深めていく、こうした想いが叶う環境です。今の病棟にいる看護師にも、自分が目指したい看護の道を極めていって欲しいと思います。

当院の看護師の特徴は、明るくて楽しいところ。どの部署でも部署なりの大変さはありますが、そんな中でも元気で明るく働きたい看護師、ポジティブに物事を考えられる看護師が増えてほしいと思います。特に急性期は、悪い疾患ではなくても、患者様は急な入院で精神的にも滅入っています。患者様のそばに24時間いるのが看護師なのですから、患者様が少しでもリラックスできる空間をつくり出すのも、看護師の役割です。そこにはやはり、看護師自身のポジティブな考え方も、必要なのだと思います。

最近は、男性看護師も増えています。当院には、男性看護師が活躍できるシーンもたくさんありますから、一緒にがんばっていけたらと思います。